たとい、悪しき者は草のようにもえいで、 不義を行う者はことごとく栄えても、 彼らはとこしえに滅びに定められているのです。
しかし罪を犯す者どもは共に滅ぼされ、 悪しき者の子孫は断たれる。
「人はみな草のごとく、 その栄華はみな草の花に似ている。 草は枯れ、 花は散る。
万軍の主は言われる、見よ、炉のように燃える日が来る。その時すべて高ぶる者と、悪を行う者とは、わらのようになる。その来る日は、彼らを焼き尽して、根も枝も残さない。
今われわれは高ぶる者を、祝福された者と思う。悪を行う者は栄えるばかりでなく、神を試みても罰せられない』」。
見よ、これらは悪しき者であるのに、 常に安らかで、その富が増し加わる。
かすめ奪う者の天幕は栄え、 神を怒らす者は安らかである。 自分の手に神を携えている者も同様だ。
そのうちに住む民は力弱く、 おののき恥をいだいて、 野の草のように、青菜のようになり、 育たずに枯れる屋根の草のようになった。
思慮のない者の不従順はおのれを殺し、 愚かな者の安楽はおのれを滅ぼす。
彼らは高慢な言葉を吐き散らし、 すべて不義を行う者はみずから高ぶります。
わたしは愚かで悟りがなく、 あなたに対しては獣のようであった。